カクヨムから生まれたデビュー作「魔法で人は殺せない」は今後どうなるか (1/3ページ)

新刊JP

『魔法で人は殺せない』(蒲生竜哉著、幻冬舎刊)
『魔法で人は殺せない』(蒲生竜哉著、幻冬舎刊)

サスペンスとコメディの融合、ミステリとS Fの融合、などジャンルを超えたり掛け合わせたりしてできる作品が小説でも映画でも、漫画でも存在する。

様々なジャンルの魅力を、互いが互いを相殺することなく共存させるのが、この手の作品においての作者の腕の見せどころ。『魔法で人は殺せない』(蒲生竜哉著、幻冬舎刊)はクロスジャンルの魅力が楽しめる小説集だ。

19世紀のイギリスと思われる舞台で、魔法を使った殺人事件が発生。主人公は、その「魔法」が残した痕跡を追って真相の究明を急ぐ。ミステリであり、ファンタジーでもあるこの作品。キーワードとなるのは「魔法をいかにミステリに組み込むか」である。今回はこの作品の成り立ちについて、作者の蒲生竜哉さんにインタビュー。後編はこの先の展開について教えていただいた。

■カクヨムから生まれたデビュー作「魔法で人は殺せない」今後の展開は

――主人公のダベンポートやメイドのリリィ、カラドボルグ姉妹など、それぞれキャラクターの立った印象的な登場人物が出てきます。思い入れのあるキャラクターについて教えていただきたいです。

蒲生:やはりリリィですかね。“看板娘”なので。それもあって「コミックマーケット98」で販売するようにリリィのクリアファイルを作ったのですが、中止になってしまって……。

――それは残念……!

蒲生:どうしたものかなと思っていますが、まあそのうち配ったり売る機会はあるかなと思っています。リリィについては今後も活躍すると思うので楽しみにしていていただきたいです。

――ダベンポートとの関係が気になります。あと、素性も謎ということで、モヤモヤします。

蒲生:それはまだ秘密です。今回の本には収載されていないのですが、カクヨムの方に彼女のおばあさんが亡くなる話があって、そこで素性が明かされています。気になる方はぜひ読んでみていただきたいですね。

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