中世の弓矢の殺傷力はえげつなかった。銃弾と同等の威力があった可能性(英研究) (4/6ページ)

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弓矢による頭蓋骨損傷
右目の上から頭にかけて貫かれた矢 image by:Oliver Creighton/University of Exeter

・銃の弾丸と同じ回転をする矢

 中世の矢には羽根がついていたため、放たれた矢にスピンがかかり、空中を飛んでいる間により安定し、正確にターゲットを目指したと推測される。 これが、矢に羽根をつけてわざと時計まわりの回転がかかるようにした、初めての証拠かもしれない。

 注目すべきは、現代の銃の製造者も、発砲された弾丸が時計まわりに回転するように銃を作ってきたことだという。さらに、矢柄が頭蓋骨に刺さり、それを正面から引き抜いたためか、よけいに損傷が大きくなっている例もあるという。

 矢じりは、四角錐、もしくはダイヤ型をしたボドキンタイプで、当時の戦争で使われていた一般的なものだった。 

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image by: image by:Oliver Creighton/University of Exeter

 右の脛骨の上近くにもうひとつ穴があいているものもあり、矢が後ろからふくらはぎの肉を貫ぬき、骨で留まったことがうかがえる。大腿骨にも矢でかすったような傷が見られたが、これは、刃のついた道具によるものらしいという。
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