あおり運転が原因、高速道路上で殴り合いの大ゲンカ 後続の大型トラックにひかれ2人共死亡 (1/3ページ)

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 ここ数年、あおり運転による事故が頻発して社会問題化しているが、あおり運転は日本だけの問題ではないようだ。
 海外ニュースサイト『news.com.au』は5月12日、高速道路上で取っ組み合いのけんかをした男性2人が後続の大型トラックにはねられて死亡したと報じた。
 同記事によると、5月11日夜、オーストラリア・ニューサウスウェルズ州の高速道路で、30代の男性が自身のSUV車を運転していたという。走行中、40代男性の運転する丸太運搬中のセミトレーラーが、後ろから極度の接近や幅寄せなど危険な運転行為を繰り返したそうだ。あおり運転に怒った男性は、高速道路脇に車を停車。セミトレーラーも続いて停車した。2人は車から降りて口論を始めたという。

 ほどなくして口論は殴り合いのケンカに発展。2人は道路の真ん中で取っ組み合っていたそうだ。そこに後続の大型トラックが走行してきて2人をはねたという。2人はほぼ即死状態で、現場で死亡が確認されたという。大型トラックを運転していた男性によると、脇に止めてあった車両は見えたが、男らの姿は見えなかったと警察に話しているという。記者会見で担当の警察官は「本件事故は未然に防げたもの。あおり運転をされたら自分で解決しようとせず、車を停めて警察に連絡してほしい」と呼び掛けた。

 このニュースが広がると、ネット上では「あおられた位で怒り過ぎ。冷静になりなよ」「あおり運転されて警察に通報する発想はなかった」「けんかするにしても、他の場所でやればよかった。高速道路の真ん中でやらなくても。事故のせいで高速道路が閉鎖されて迷惑」「2人をひいてしまったトラック運転手がかわいそう。自分悪くないのに一生トラウマ」「2人をひいたトラックも前方不注意だったよね」など様々な声が上がった。

 あおり運転が原因で、死亡事故に発展したケースは日本にもある。「東名あおり運転事故」は各メディアに大きく取り上げられており、耳にした人も多いのではないだろうか。2017年6月に発生した事故で、東名高速を走行中の夫妻が、福岡県在住の男から執拗に追いかけられ、やむをえず車を停車した際に、後続のトラックに追突されて死亡した事故だ。

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