堺雅人、木村拓哉、織田裕二…ギャラ高俳優「首切り」時代突入へ (2/3ページ)

週刊実話



「ドラマの収録現場は、まさに3密の際たるもの。ドラマの撮影ができず、次々に中止になってしまった。篠原涼子主演『ハケンの品格』、木村拓哉主演『BG〜身辺警護人〜』、石原さとみ主演『アンサング・シンデレラ』、堺雅人主演『半沢直樹』など、すべて初回放送が延期になった。前作のあるシリーズ物は総集編が作られた。新作ドラマは過去に放送された別作品を再放送し、急場を凌いでいるんです」(編成幹部)

 異例の事態を受け、放送回数を減らすなどの対策が各局で取られる一方で、出てきたのが“首切り”のリストラ案だ。

「民放はCMがあって初めて成立する。しばらくは自社や東日本大震災時のように公共性の広告などを流し、制作費は社内留保分で対応する。だが、限界はある。スタッフの人件費を削った上で、次にターゲットになるのがギャラの高い俳優陣を出演リストから省くことになる」(テレビ関係者)

 4月期ドラマの主役でさえ、高額な出演料を理由にチャンスを喪失する可能性が出てきたわけだ。

「ちなみに、『ハケンの品格』の篠原は1本推定200万円。『BG』の木村は1本400万円。『アンサング・シンデレラ』の石原は300万円。『半沢直樹』の堺は500万円…こんな額を払っていたら民放は潰れてしまう。コロナ騒動が長引けば、全員お払い箱です。声も掛からない。過去の再放送なら権利処理で初回撮り総制作費の10分の1で済む。1話5000万円で制作したドラマなら、500万円を払えば再放送できるわけです」(同)

 他にも、『SUITS/スーツ2』1本350万円の織田裕二や『竜の道 二つの顔の復讐者』1本250万円の高橋一生らも似たような運命にあるという。

「今後、ドラマなどでは1本30〜50万円が妥当なギャラになるといわれています。結論から言えば、コロナが落ち着いても民間企業の景気が戻らない以上、広告収入も回復しない。一度、下げられた広告料を元に戻すのは商業の慣例として至難の業。テレビ局も下げたギャラを元に戻せないのです」(大手広告代理店幹部)

 壊滅的な経済的被害を被る民放キー局を傍目に、以前よりも増して隆盛を誇っているのが天下のNHK。民放同様、コロナ感染リスクから収録できないのは同じだが、制作費は潤沢にある。
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