毎日睡眠4時間!ステイホームで自分磨き?幕末の大老・井伊直弼は本当は超良い人説【2】 (1/2ページ)
幕末の大老、井伊直弼(いい なおすけ)。彼について、悪人というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。しかし、近年は井伊直弼という人物を見直す動きがあります。
前回に引き続き、井伊直弼(いい なおすけ)の超良い人説を解説します。
前回の記事はこちら
15年部屋にこもって自分を磨き続けた!幕末の大老・井伊直弼は本当は超良い人説【1】彦根藩主の14男として生まれた直弼は、よほどのことがないかぎり、出世できないことを悟りますが・・・?
埋もれても直弼は諦めない!出世の可能性が断ち切られ、自らを埋もれ木にたとえた井伊直弼ですが、彼は心から自分の人生を諦めたりはしませんでした。当時の彼の歌がコレです。
「世の中をよそに見つつもうもれ木の埋もれておらむ心なき身は(藩主の兄さんたちが活躍する世間からは切り離されて埋もれている俺だけど、心までは埋もれていないぜ!)」
悪役のイメージが強い彼ですが、実は誰よりも真っすぐで聡明、穢れのない熱いハートの持ち主だったのです。