「偶然」と「奇跡」。彼と出会えたことにひたすら感謝しよう (2/2ページ)
■■彼とうまくいかなくなったのも偶然
でもね、よく考えたら、彼とうまくいかなくなったのも偶然でしょう。何らかの偶然が、たまたま彼の機嫌を悪くさせたとか、あなたのテンションを下げたというだけのことです。
もちろん、直接的な理由(たとえば彼とケンカしたから、などという理由)があるにせよ、ケンカをしたからふたりの仲が悪くなることもあれば、逆に仲良くなることもありますよね。だから、ふたりの関係が冷めたという事実と、ケンカをしたという事実は、じつは因果関係がないんです。多くの人が「ケンカをした=仲が悪くなる」という方程式を信じているだけで、ホントはなんの因果関係もないのです。
では、ケンカをして彼との冷めた関係をどうすれば再びラブラブにできるのかといえば、話は元に戻って、「今、彼と付き合っているという偶然性と奇跡性に感謝するしかない」わけです。そもそも、あなたが今この世に生きていること自体が奇跡であり偶然であるはずです。もちろんあなたのお父さんとお母さんがエッチしたからあなたがこの世に生を受けているわけだけれど、お父さんとお母さんがエッチしたという事実とあなたの意思って、なんの関係もないでしょう?
いつも彼とラブラブでうまくやっている人って、いま彼と付き合えているという奇跡と偶然性に感謝しています。本人は感謝しているという意識がないかもしれないけれど、感謝しています。無意識に感謝している人がいるというのはつまり、恋愛の意味を考えてしまう人と、そんなことなどさっぱり考えない人の2種類の人がいるということです。
できるだけ意味など考えず、彼と出会えた奇跡や、彼と偶然にもうまくいっている偶然性にまっすぐに思いを馳せることができる人のほうが、きっと幸せになりやすいのです。「意味」を考えた結果「意味などない」と思ったところで、そういう人はたいてい「意味がないことにはどんな意味があるのか」なんてことを考えちゃうんだから。
(ひとみしょう/作家)
『今夜はちょっと、恋の話をしよう』(ハウコレ編集部)