運動能力は5~12歳で差がつく!? 失われた運動機会はケンケンで取り戻せ! (1/2ページ)
多くの方の自主的な努力によって、徐々に日常を取り戻しつつある日本。ですが、世界的に見ると、新型コロナウイルスの終息はまったく見えていません。
そんな中、不安視されるのが子どもたちの健康。
長引く休校で止まってしまった学習と同様、外で自由に遊べなくなった子どもたちの健康のことも心配されるところです。
子どもは遊ぶことも仕事のうち。5歳から12歳までの時期は「ゴールデンエイジ」と呼ばれ、身体能力、運動能力が劇的に発達します。
この期間のうち、神経系の発達が著しい5歳から8歳を「プレ・ゴールデンエイジ」、9歳から12歳をスポーツ技術の習得にもっとも適した時期として「ゴールデンエイジ」と名付けられ、運動能力の向上にとって、とても大切な期間と言われています。
サッカーのリフティングがいい例です。
未経験の大人が四苦八苦するリフティングを、多くの子どもはすぐにマスターしてしまいます。加えてこの時期に身につけた体の動きは、大人になっても、その感覚を簡単に失うことはありません。ゴールデンエイジの時期にたくさん身体を動かすことが、将来の自然で力強く、また器用な動きにつながるのです。
では、コロナ禍で自由に遊ぶ場を失ってしまった子どもたちは、どんなふうに身体を動かせばいいのでしょうか。
学校が再開されても、コロナ以前のような体育の授業や、運動会、地域の大会、クラブ活動などが、中止になったり「3密」対策でこれまでとは違った形で開催されたり、ますます子どもたちにとって十分な運動機会が失われていくのかもしれません。
サッカー日本代表で活躍する快速ドリブラー、伊東純也選手は、子どものころにたくさん身体を使って遊ぶことの重要性を、次のように語っています。
「少年時代、サッカーチームでコーチをしていた父と、よくかけっこをしました。チームの練習が終わると、父とふたりの弟と4人で競争をしたものです。いま振り返ると、まさにその時期がゴールデンエイジだったわけですが、身体を動かすべき年齢で、しっかり運動する。