「させていただく」を使うときに気をつけたいこと (3/4ページ)
「お」+「話す」+「なる」=「お話しになる」 「お」+「読む」+「なる」=「お読みになる」
「お~になる」で尊敬語の出来上がりです。パターンさえ覚えれば、簡単ですね。
「聞く」の尊敬表現は「聞かれる」「お聞きする」と覚えておきましょう。
◇「聞く」の謙譲語
「謙譲語」こそ、敬語の中の敬語です。
尊敬表現は直接目の前の相手を「よいしょっと」高めることで敬意を伝えますが、謙譲表現は、自分側を低めることで、相対的に、相手方を高めるシステムを使います。
☆「伺う」
まずは、ずばり変換出来るケースを見てみましょう。「伺う」です。
「その件を、詳しく聞けますか?」と「聞く」の「丁寧語」を使うより「その件を、詳しく伺えますか?」と「聞く」の「謙譲語」を使った方が、グッと大人な、慎み深く、気の利いた雰囲気を伝えられます。
☆「お(ご)」+「聞く」+「する」=「お聞きする」
謙譲語にもパターンを当てはめれば簡単に変換できるものがあります。
「お(ご)~する」のパターンです。「~」の中に「動作を表す動詞」を入れると簡単に謙譲表現を作ることができます。
すなわち、「聞く」の謙譲語は「お聞きする」となります。「~」の中に「聞く」の活用形「聞き」を入れるんですね。
「聞く」の反対「話す」も同じ理屈で謙譲語化出来ます。
「お(ご)」+「話す」+「する」=「お話しする」
☆「聞かせていただく」
「聞く」の謙譲表現として「聞かせていただく」もあります。
「する・させてもらう」の「させていただく(せていただく)」は「許可や恩恵を受ける場面で使われる『受恵表現』(恩恵を受ける言い方)」で、使い勝手の良い言葉です。