「させていただく」を使うときに気をつけたいこと (4/4ページ)
ですが、使いやすいからと頻繁に使うと「謙虚さ」は失われ「怪しさ」を感じさせることになります。
「かつて私も不祥事を起こさせていただきましたが、今は県民のため働かせていただき、汗を流させていただきたいと出馬させていただかせていただきました……」
ある政治家がこんなふうに「させていただく」を乱発してひんしゅくを買ったという話を聞きました。
「ハイ! ○○株式会社でございます。山田でございますね。山田は、風邪を引かせていただき、お休みを取らせていただいております」
これまた「させていただく」を連発して会社の評判を落としたケースがあったとか、なかったとか……。
謙譲語でへりくだれば良いというものではありません。特に口癖になりがちな「させていただく」という謙譲表現に頼り切るのは控えましょう。
敬語を恐れずに使ってみよう
敬語を恐れずに使ってみよう。しかし、その使い過ぎには注意しよう。
上の二つは矛盾するようですが、何事もほどほどが良いのですね。
「聞く」「尊敬語」「謙譲語」と3つのワードを入れてネット検索しただけで満足せず、実際に使ってみることをおすすめします。
(梶原しげる)
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