「奇跡の38歳」安達祐実の色香変遷(1)20代後半に「万策尽きた」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

一度も見ない安達に向かって、DVDの擬人役・貫地谷しほりが『同情するなら見ておくれ!』と叫び、その理由を問い詰めるわけです」

 結局「捨てずに、愛娘にあげる」という結末だったが、そこから彼女が「天才子役」と呼ばれた名声と格闘した過去が見て取れる。

 安達は女性ファッション誌「VOCE」5月号のインタビューでも、次のように告白し、ファンを驚かせていた。

〈20代の終わりごろ、仕事で“万策尽きた”ってほどのピンチに陥ったことがあるんです。そこから脱却するために選んだ道は、捨てる勇気をもつこと〉

 どんなピンチか、そして何を捨てたのかはわからないが、その余波は仕事だけではなく、私生活にも及んでいたようで、

〈若い頃は思いつめがちというか、いろんなことが気になってしまって。誰かに助けてもらうのを期待するより、自分で責任をとる方がうまくいってもいかなくても気が楽だと〉

 と語る。天才子役の歩んだ道のりは、決して平坦ではなかったのだ。

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