3匹の子猫の育ての親を買って出た犬、我が子のように愛情を注ぐ(アメリカ) (2/4ページ)

カラパイア



私が哺乳瓶に入ったミルクを子猫たちにあげようとすると、トルービーはまるで“誰か”に子猫をとられると思うのか、私を横へ押し出して子猫たちを守る仕草を見せるほどです。

だからミルクをあげなければならない時は、仕方なくトルービーを部屋の外に出して、終わると部屋へ入れますが、トルービーは子猫たちのもとへすぐに駆け付け、問題ないかどうかを確認したりにおいを嗅いだりしています。

子猫をすっかり我が子扱いして、とても真剣に世話する役目を担ってくれているんだと感心しました。
 ケンダルさんは他の犬も数匹飼っているが、トルービーは決して犬たちを子猫に近づけようとしないそうだ。

 犬たちが興味を持って猫のにおいを嗅いだりしようとすると、たちまちトルービーは子猫たちの前に立ちはだかって、警告を発するという。

 ある時から、トルービーは「自分だけ子猫たちを守る」といわんばかりに、他の犬やケンダルさんからも隠し始めたようだ。

私や犬たちの“干渉”にうんざりしたのでしょう。トルービーは、子猫たちをクレートから出して私の寝室にあるドレッサーの後ろに子猫たちを隠すようになりました。(ケンダルさん)



・自分がしてもらったことの恩送りをしているのかも

 これほどまでに子猫たちの世話をかいがいしくしているトルービーの姿を見て、ケンダルさんはある考えが頭をよぎった。
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