“1日5秒”で悩みが解決!「奇跡の健康ツボ」 (2/2ページ)
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新型コロナウイルス
「足の三里や手の甲にある合谷は“ズーンと響く感じ”が比較的分かりやすいツボです。このときのツボに当たった感覚を覚えて、他のツボも探るようにしてください」(高橋医師)
■がん、血管障害も予防!“つぼ押し”の効果
日本人の死因トップで、3人に1人がかかるといわれるがん。これもツボ押しによる予防が期待できる。がん予防のアプローチには2つある。まず、がんの主因となる臓器の炎症を抑えること。そして、がん細胞をやっつける免疫の力を高めることだ。
「臓器の炎症を防ぐには、その臓器を正常化させるツボを押すことがポイントです。たとえば、胃腸、食道、大腸などの消化器系のがんでは、肩甲骨の下にある胃の六華といわれる《膈兪》《肝兪》《脾兪》のツボが効果的です」(平地氏)
肺がんなら慢性気管支炎に効果があるとされる《大椎》、前立腺がんなら前立腺肥大症や頻尿に卓効がある《中極》や《腎兪》などだ。
がんを予防するうえで、免疫力の維持が大切なのは、一日に2000個発生するといわれるがん細胞を駆逐するマクロファージなどの免疫細胞が大切だからだ。高橋医師は、コロナウイルスと同様、免疫力を高める《合谷》や《三陰交》などの4つのツボが、がん予防にも有効だという。
また最近は、ツボ療法ががん治療の痛みの軽減や再発防止にも活用されるようになっている。
合谷や足の三里などは押しやすく、さまざまな臓器を正常化させる「万能のツボ」といえる。テレビを見たり、電車を待つ時間など、ちょっとした間に押す癖をつけたい。
2番目に死亡率が高いのは、脳卒中(脳出血や脳梗塞)や心筋梗塞などを引き起こす血管障害だ。これを予防するツボもある。
「爪のつけ根の両側にある《井穴》は、特に脳卒中や心筋梗塞の予防になるとされています。また、血管を強化して心臓の働きを助けるツボは、足の裏に集中しているんですね。ツボでいえば《湧泉》などですが、足の裏には効果があるスポットが多いので、デスクワークをしているときに、足の裏でゴルフボールなどを転がすだけで、血管や心臓の強化ができます」(平地氏)
現在発売中の『週刊大衆』6月15日号では、手のつぼと足のつぼも図で紹介している。ぜひチェックして健康になろう!