捨てるためのパンは焼きたくない 職人が注目する「ロスパン救済」サービスとは

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ロスパン救済サービスとは(画像はイメージ)
ロスパン救済サービスとは(画像はイメージ)

[みみよりライブ5up!-広島ホームテレビ]2020年5月20日放送の「地球派宣言、小さな発見」のコーナーでは、「ロスパン」について取り上げていました。

ロスパンという言葉、みなさんご存じですか?これは、食べることができるのに廃棄されそうなパンのこと。いま、こうしたロスパンを「救う」取り組みが広まっています。


ロスパン救済サービスとは(画像はイメージ)
「捨てたくない」パン屋の思い

広島・廿日市市にある手づくりパンのお店「CORORO」。売れ残ったパンを冷凍し、ロスパンとして販売しています。販売にあたっては、ロスパンを救済する目的で生まれた通販サービスを利用しているそうです。

また、尾道市にある創業100年を超える老舗・住田製パン所。昔ながらのあんぱんやネジパンのほか、給食用のパンも作っています。

給食用のパンは製造中に何か起こるかわからないため、必要な数よりも余分に作らざるを得ない状況があるそう。

「広い意味で言えば廃棄を作っているようなものだ」

と店主は話しています。

この店主もロスパン通販サイトを利用。冷凍はせずに真空状態につぶして、品質を保って配送しています。

もちろんロスパンであっても、家庭のトースターで温めることでおいしく食べられるそう。食料廃棄の削減につながるロスパン救済、面白い取り組みですね。

(ライター MK.KURA)

(6月2日15時32分追記)

記事で紹介した店名に誤りがあったので、修正しました。

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