ヨーロッパ最大のフクロウ、アパート3階に巣を作る。3羽のヒナが窓越しからテレビ鑑賞(ベルギー) (1/4ページ)
ユーラシアワシミミズクのヒナがテレビ鑑賞 image credit: youtube
普段、人前に滅多にその姿を見せることがないとされているヨーロッパ最大のフクロウの一種、ユーラシアワシミミズク。
一般的に崖に巣作りすることで知られているが、ベルギーのとある3階建てアパートのプランターコーナーに植えてある木に巣を作り、3羽のヒナが孵った。
大きなミミズクのヒナ3羽が、物珍しそうに自分の家の中を窓越しに見ている姿を住民男性が動画や写真に収めSNSでシェアすると、大きな注目を浴びた。『Dutch News.nl』などが伝えている。
Man deelt woning met oehoe-familie | Radio | Vroege Vogels
・ユーラシアワシミミズクの卵、アパートプランターの植木で孵化
ベルギー北部ヘールでアパート3階に住むオランダ人ジョス・バートさんは、今年の2月に自分の家のすぐ外にあるアパートプランターの植木に、卵3つが入っている鳥の巣を発見した。
部屋の窓からその植木はよく見える。最初ジョスさんは、鳩が巣に卵を産み付けたと思っていたが、大きなフクロウが飛んでくる姿を頻繁に目にするようになって、その卵が世界最大級のユーラシアワシミミズクのものであると気付いた。
それから約2か月後の4月に、3つの卵は孵化。ユーラシアワシミミズクは成長すると羽根を広げた状態で2メートル近くにもなる。ジョスさんによると、生まれて来たヒナはやはり大きかったそうだ。