「100勝達成」で気になる藤田菜七子の年収は?「調教師や馬主に電話で営業」 (2/3ページ)

Asagei Biz

騎手の基本的な収入は、獲得賞金の5%(進上金)、レースによって金額が変わる騎乗手当、1出走で一律1万6000円の騎手奨励手当に分かれる。その他に調教手当や、藤田のように厩舎に所属すれば業務を手伝うので、給料がもらえるのだ。

「昨年の藤田の年収は6000万円ほど。騎手の平均年収は4000万円と言われているので、順調にステップアップしています。実力馬の騎乗依頼を増やすため、自分で調教師や馬主に電話をかけたり、忘年会や新年会にマメに顔を出して営業していました」(競馬ライター)

 今年から新エージェント(騎乗依頼仲介者)を付けた藤田。激しい追い込みで億超えなるか。

 競馬に続くのは競艇だ。昨年、美女ボートレーサーの大山千広(24)が史上最年少で賞金女王(5683万円)に輝き、注目を集めるボートレース。性別関係なく出場でき、実力があれば高収入を稼げることを証明した。

「4つの階級に分けられ、勝率をもとに半年に一度入れ替えます。平均年収は1600万円。賞金の他にも手当が充実し、ナイター手当や完走手当などが出たり、長年レーサーを務めれば年金や退職金ももらえます。ただ、フライングしたら30日間の出場停止。2回目で合計90日間の出場停止と増えていき、その間は無収入。なので、アルバイトをするレーサーもいます」(スポーツ紙デスク)

 他方、日本から米国に進出すれば10倍以上稼げるのがプロレス界だ。5月10日に世界最高峰のWWEで全タイトル制覇の偉業を達成したアスカ(38)は、長者番付にも名を連ねる。格闘技ライターがこう説明する。

「日本の女子プロレスの環境は厳しく、寮生活で家賃や水道光熱費はかかりませんが、練習生からデビューするまで月10万円もらえればマシなほう。トップ戦線で活躍するようになっても、月給20万円台でしょう。それでも、WWEに移籍すれば年収は一気にアップ。アスカは推定4000万円ですが、今年は1億円に届くとみられています」

 コロナの影響でWWEは大量解雇を発表したが、日本人選手のレベルは総じて高く、海外から引き抜きの噂が絶えないほど。

 氷上のアーティストもリンクを降りれば、シビアな現実が待っている。

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