愛猫を亡くしたカップルの元にふらりと現れた野良猫、とんでもないサプライスを運んできた(アメリカ) (2/3ページ)

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・外から家の中へ、どんどん距離を縮めてきた猫

 それからというもの、ケヴィンはカップルがベランダから家の中に戻ろうとするとついて来るようになり、やがて家の中にも入り込むように。

 エリンさんが仕事場にしている部屋にもやってきて、ケヴィンは横になったり、時にエリンさんの膝の上で寛いだりするようにもなった。

 まるで「ここが我が家」といわんばかりの態度を見せるようになったケヴィンは、カップルの飼い犬マーフィーともすぐに仲良しに。


 仲の良かったマックスを失って元気がなかったマーフィーも、新しくやってきたケヴィンにその悲しみを癒されたようだ。

 エリンさんとランドンさんは、自分たちにすっかり懐いている野良猫ケヴィンを飼わないという選択肢はなかった。まずは獣医院へ連れていき、マイクロチップが埋め込まれていないか確認することにした。


・ケヴィンはメスで妊娠していたことが発覚!

 結局、ケヴィンにチップは埋め込まれていなかったが、驚く事実が判明した。なんと、ケヴィンはメスで妊娠していたのだ。


 これまで、エリンさんとランドンさんは子猫の世話をしたこともなければ、メスの猫を飼った経験もなかった。

 サプライズを得た2人は、すぐに地元のシェルター(動物保護施設)『William County Regional Animal Shelter』に連絡し、ヘルプを要請。

 シェルターの助けのおかげで、2人はケヴィンの「里親」として登録され、生まれた子猫がある程度成長すれば要縁組の手続きや、マイクロチップの埋め込み、予防接種の手配ができるようになった。

 カップルが万全の準備でケヴィンの出産を迎えた4月1日、ケヴィンは無事に4匹の子猫を出産した。
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