演歌歌手・徳永ゆうきインタビュー「“Lemonの人ですよね?”と言われてアタフタ」 (2/3ページ)

日刊大衆

でも、歌っていて、とても心地よかったんですね。だから、ずっと演歌ばかり歌ってきました。

 でも、最近はポップスを歌う機会も増えました。きっかけは数年前、テレビ番組の企画で、米津玄師さんの『Lemon』を歌わせていただいたことでした。

 僕は失礼ながら、当時大ヒットしていたこの曲をまったく知らなくて(笑)、聞いてみたらとにかく難しい。リズムやメロディの進行が演歌とは大違いで、「どうして、大サビの前に違うメロディが入るんや!?」なんて、とまどうことだらけ。必死で練習して、とにかく間違わないことに全神経を集中して歌いましたが、大きな反響をいただいてうれしかったですね。

■日本人の心の中には、きっと“演歌”がある

 僕は、何を歌っても“コブシ”が入って“演歌”になっちゃいます。それも僕の持ち味だと思っていますが、ポップスを歌ってみて分かったのは、たとえコブシが入っても、心地よく聞いてもらえるということですね。

『Lemon』を歌ったときも、ついついサビの部分でコブシが出てしまいました。でも、これが老若男女、皆さんから好評で、“サビのコブシが良かった”と言ってくださるんですね。日本人の心の中には、きっと“演歌”があるのかもしれません。

 以前は、街で声をかけてくださるのはご年配の方ばかりでした。でも最近は女子高生から「Lemonの人ですよね?」と言われてアタフタするようにもなりました(笑)。でも、
こんな形で若い人に僕のことを知っていただけたのはとてもうれしい。今ではたまに、演歌を歌わない「ポップスライブ」も開催しています。

 次の新曲『車輪の夢』は“ド演歌”というよりはバラード調。故郷と愛する人を思う歌です。僕も18歳で親元を離れましたが、しんどいことがあったときは、故郷の思い出や、両親からの電話に支えられました。“どんなときでも、心の中には故郷がある”そんなことを感じながら聞いてほしいですね。

「演歌歌手・徳永ゆうきインタビュー「“Lemonの人ですよね?”と言われてアタフタ」」のページです。デイリーニュースオンラインは、徳永ゆうきエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る