「１６日に出演するＶ６と嵐は、嵐がデビュー前にＶ６のバックダンサーを務めていたことから、今でも非常に仲が良いんです。Ｖ６の２０周年記念ライブでは、アンコールで嵐がバックダンサーとして登場したこともありました。その際に櫻井翔（３８）は“僕ら、完全にＶ６チルドレンですので”と語り、二宮和也（３８）も“僕らの青春はすべてＶ６にあります”と、Ｖ６への思いを告白しています。２グループの深い関係性がうかがえますよね。

　また、Ｖ６と嵐という大先輩と並んで、初日を任されたＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅについては、嵐の活動休止後“ポスト嵐”として事務所に期待されていることから、“現在のエースから次世代エースに引き継ぐ作戦？”とファンの間では囁かれています」（芸能記者）

　１８日に出演するＨｅｙ！Ｓａｙ！ＪＵＭＰとジャニーズＷＥＳＴは、共にグループとして初めて『オールナイトニッポン』のパーソナリティーに挑戦することが、８日に発表されている。また、最終日を飾るＳｉｘＴＯＮＥＳとＳｎｏｗ　Ｍａｎは、２０２０年１月にジャニーズ史上初、２グループ同時デビューし、注目を集めている。

「他のグループ同士は、特に深い関係性があるわけでもありませんが、今回の配信ライブで新たな推しメンが見つかる可能性もありますよね。グループの年代もうまくバラけていますし、たとえばＶ６のファンがキンプリにハマるなんてこともあるかもしれません。こういった配信ライブならではの楽しみが広がりそうです。複数のグループを応援しているファンは、視聴券を何枚も購入することになりますから、”チケット代が高くなっちゃう”と嬉しい悲鳴をあげているようです」（前同）

■「需要ない」指摘されるグループ格差

　ただ、意見もさまざまで、ファンの間では「嵐とキンプリ、ＳｉｘＴＯＮＥＳとＳｎｏｗ　Ｍａｎは別日にしたほうがチケット売れるのに」「日によって出演者の豪華さに差がありすぎる」という指摘も少なくないとか。

　特に、Ｋｉｓ-Ｍｙ-Ｆｔ２とＡ．Ｂ．Ｃ－Ｚの２グループが出演する１９日については「しょぼすぎる」という厳しい意見も届いているという。

「“エビキス”の組み合わせについては、“どういう企み？”“需要ない”などの否定的なコメントが少なくありません。Ｊｒ．時代は、２グループの人気は同じくらいでしたが、デビューしてからＡ．Ｂ．Ｃ－Ｚはずっと人気に伸び悩んでいる感がある。今回の組み合わせについても、実力の差、人気の差から“エビキス格差”と一部のファンの間では指摘されているんです。キスマイファンの中には、“エビキスを引きずってるのって、エビ担だけでしょ”“せっかく新しいファンをつくる機会なのに、もっと売れてるグループとくっつけてほしかった”など、Ａ．Ｂ．Ｃ－Ｚとの共演を残念に思っている人も少なくありません」（前同）

　しかし、”エビキス”の共演を喜ぶ声も聞こえてくる。

「他の日程は全て３グループ出演なのに、エビキスの日だけ２グループ出演です。ですから、“曲数多いといいな”“最後にコラボあるかな？”など、期待の声も上がっているんです。特にこの２グループは、Ｊｒ．時代に絡みが多く、デビュー前の２００８年には２グループで横浜アリーナでコンサートも行っています。当時からのファンの中には、“私たちの青春！”“この２組が同じステージに立ってくれるなんて胸熱すぎる”など、久々のエビキス共演を心待ちにしている人も少なくありません」（前同）

　この試みが成功すれば、チケットが手に入らなかったファンもコンサートが見られることができるようになり、転売問題も解決に向かうかもしれない。いずれにしても、ファンにとってはたまらない７日間になりそうだ。