1年間は準備せよ プロ投資家が語るFXで勝つために必要なこと (4/4ページ)
鹿子木:そうです。3倍がぎりぎり投資かギャンブルかの境界線だと思います。それを超えてレバレッジをかけてしまうと、精神的なストレスが急に高まりますし、興奮してどんどん投機的になっていく人も多い。
自分の話をすると、基本的には1倍から2倍にしています。3倍にするのはよほどのチャンスの時ですね。長く続ける資産運用としての投資をしたいなら、レバレッジは3倍以内にしておくべきです。
――レバレッジは1倍から3倍まで、というのはどの通貨ペアでトレードしても同じですか?
鹿子木:本の中では、日本円、米ドル、豪ドル、カナダドル、NZドル、スイスフラン、ポンド、ユーロを組み合わせた28種類の通貨ペアでトレードすることをおすすめしているのですが、この中でレバレッジは1倍から3倍でやっていただきたいということです。
それ以外の通貨はリスクが高いので、レバレッジうんぬん以前に選ぶべきではないと思っています。たとえば少し前にトルコリラが1リラ40円から短期間で20円まで下がったことがあったのですが、この時にリラ買いのポジションをとっていたとしたら、レバレッジをかけていなくても自己資金が半分になるわけですから、レバレッジをかけていたら悲惨です。
――「ドル/円」の値動きはかなり安定しているように見えますが、それでも予想外のことが起きたりもするわけですよね。
鹿子木:そうですね。ここのところおとなしかったですが、ドル/円の値動きでも1日で2%から3%ほど上下することは、特別なことがなくても起こりえます。「何が起きてもおかしくない」ということは忘れないでいただきたいです。
(新刊JP編集部)