仲里依紗NHK『エール』“バンブー妻”でトップ奥さま女優へ (2/3ページ)

日刊大衆

この店を仕切っていたのは山口智子(55)演じる亜矢美で、姉貴ぶんとしてドラマにアクセントを加えていた。朝ドラではこのように、主人公を支える「姉貴」キャラは、演技派ベテラン女優が配されることが多かったが、バンブー夫妻の仲里依紗はまだ30歳だ。この年齢で朝ドラの演技派枠を見事に勝ち取り、夫の保を尻に敷く恵役を熱演している。

 仲里依紗は2006年に劇場版アニメ『時をかける少女』のヒロイン役の声を務めると、透明感と元気のよさを兼ね備えるヒロインというイメージが浸透し、王道美少女路線を歩んできた。転機となったのが10年の映画『ゼブラーマン–ゼブラシティの逆襲–』だろう。ゼブラクイーンという悪役をセクシーな衣装で演じ、清純派以外もこなせることをアピールした。

 以後も幅広い役柄で活躍し続けているが、特筆すべきは、近年は「奥さま」のハマリ役が多いということ。『あなたのことはそれほど』(TBS系)『ホリデイラブ〜夫婦間恋愛〜』(テレビ朝日系)と、夫に不倫される「サレ妻」を演じ話題に。と、思えば『それを愛と間違えるから』(WOWOW)では、稲森いずみ(48)演じる主人公から夫を奪う不倫妻を熱演していたのも、記憶に新しい。

■独自の地位を確立した仲里依紗

 仲里依紗が朝ドラの演技派枠を獲得できたのには、彼女ならではの個性がある。まずは実生活が、うまく役柄にリンクしているということ。

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