「育った家庭環境」は恋愛に影響するのか。女性が見るべきポイント (3/3ページ)
しかし、ケア・テイカーは大人になると「自分が面倒を見ないとどうにもならない人」を探してしまい、DV男やアルコール依存症の男性をわざわざ選んでしまうこともあるそうです。
ケア・テイカーがお世話を続けることで、DVやアルコール依存症が悪化してしまう。言うなれば最悪の相性ですから、こういう人はカップルのそれぞれが適切なカウンセリングを受けることをおすすめします。
問題のある家庭で育つことが子どもにどんな影響を与えるかについて興味がある方は、『私は親のようにならない 嗜癖問題とその子どもたちへの影響 改訂版』(誠信書房)を読んでみてください。
■「女性は支える性」という刷り込みに惑わされないで
日本は女性の献身や自己犠牲を尊ぶ国だと思います。精神科医の斎藤学氏は『アダルト・チルドレンと家族』(学陽書房)において、「日本の女性たちはすべてとまではいわないにしても、ほとんどは共依存者です」「コミックス、テレビドラマ、少女たちが一生懸命覚えて口ずさむポップスの歌詞などの多くは、共依存の素晴らしさをうたいあげたものです」と書いています。
ノーベル受賞者の妻や、オリンピック選手の(父親ではなく)母親をこぞってメディアが取材するのも、「夫や子どもの出来は、妻の頑張り次第」という思い込みがどこかにあるからではないでしょうか。
カップルが助け合うことは当たり前です。しかし、その大前提は「自分のことは自分でする」「お互いに頑張る(片方だけが頑張らない)」ことであり、相手にもたれかかる関係は健康的とは言えないのではないでしょうか。
「女性は支える性」という刷り込みに惑わされず、相手の行動を見て、判断してみてください。
(仁科友里)
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