どうなる?『24時間テレビ』『紅白歌合戦』開催の裏に「大人の事情」 (1/2ページ)

日刊大衆

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 6月19日、新型コロナ対策による休業要請が、東京都でも全面解除となったが、芸能界では日常とはほど遠い状況が続いている。

「“新しい生活様式”が提唱され、いまだ芸能人らのリモート出演は続いています」(番組制作会社関係者)

 そんな中、開催が不安視されていたのが、日本テレビの『24時間テレビ』だ。

「フジの『27時間テレビ』が、5月24日に中止を発表したため、『24時間テレビ』も中止ではと騒がれました。しかし、28日、日テレは開催を明言しました」(テレビ誌記者)

 日本テレビの広報に問い合わせると、次のような答えが返ってきた。「今年の24時間テレビは、新型コロナウイルス感染に対する安全面に配慮したうえで、内容を工夫して放送を予定しています」

 大型イベントが軒並み中止の中での開催。芸能評論家の城下尊之氏は、『24時間テレビ』をやめられない“大人の事情”をこう明かす。

「夏のチャリティ番組は日テレの独り勝ち状態。しかも、視聴率によってスポンサー料が上下するカラクリがあります。15秒のCM単価につき、視聴率20%なら“単価×20倍”を請求できるし、同時間でも視聴率5%程度のドラマなら“×5倍”しか取れません。平均視聴率20%近い『24時間テレビ』は、ふだんの数倍の利益を生むドル箱番組。局にとって大きな収入源であるため、中止したくないという事情があります」

 例年は8月放送のため、当初は、東京五輪の開催で9月6日以降でないと会場が確保できないという問題もあった。しかし、「五輪延期で会場問題が解決したこと、“コロナ支援のための募金”という大義名分ができたのも開催決定の後押しになったようです」(前出の制作会社関係者)

 準備は着々と進んでおり、「9月5〜6日に内定したとの情報もあります。恒例のマラソンランナーも極秘で練習しているようです」(前出の城下氏)

 24時間テレビ同様、開催の可否が注目されたのが、NHKの『紅白歌合戦』だ。

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