戦国時代、討ち取った敵の首はどうなる?首級が本物か確認する儀式「首実検」とは (3/4ページ)

Japaaan

右眼(うがん):首級の視線が右に向いていると
左眼(さがん):反対に、左を向いていると
天眼(てんがん):上目を向いているとだが、武田家では吉
地眼(ちがん):下目を向いているとだが、武田家では凶
仏眼(ぶつがん):穏やかな死に顔は
片眼(かため):どちらか片目だけ閉じているのは
歯噛(はがみ):歯を食いしばっているのは

差し出された首級の中には、無念の余り歯噛みしているものも。

天眼と地眼について、武田家のみ解釈が吉凶真逆なのは興味深いですが、天眼は「敵を踏みつけた」ように見え、地眼は「敵に見下されている」ように見えるからでしょうか。

※逆に他家では、天眼は「視線が上に向いている≒まだ闘志を失っていない」ため凶、地眼は「目線が下がった≒既に闘志を失った」と解釈したのかも知れません。

ともあれ吉凶はその後の運命を大きく左右するため、こと凶相の首級については懇ろに供養することで、怨みを鎮めたと言われています。

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