ブラック認定!? ティファニー×ゼクシィの“プロポーズ動画”に批判殺到のワケ (2/2ページ)
結婚さえすれば幸せ、みたいな洗脳やめろ」
「所得格差あり、男女格差も当たり前という昭和カップルの設定」
「無駄に冗長で“男は会社の奴隷”で“女は奴隷の癒し係”である事しか読み取れない」
「『ホットコーヒー』って最後近くで男が言うとこ『下さい』も『作ってくれる?』も言わずにそれだけってもう『メシ・風呂・寝る』一直線じゃん」
「この二人に子どもが生まれたら…と想像すると恐怖」
「彼氏がいつも一人だけ残業させられてて典型的なブラック企業」
雇用問題に詳しいNPO法人職員にコメントをもらった。
「まさに古い男尊女卑の価値観と、社会に対する個人の従属を美化しかねない洗脳的なCMと言えるかもしれません。これを良しとする感覚が過労死を生み出す土壌となっていると思います。大手自動車メーカーで“悲劇”が起きたのと同じ年にこれが製作されたと思うと、怒りに似た感情を覚えます」
ティファニーブルー(高貴さ)を感じるか、それともブルー(憂鬱)な将来を想像するか…。「TIFFANY BLUE」の映像の完成度が高かっただけに、主人公のサラリーマンの過酷な労働環境に注目が集まってしまったようだ。
(オフィスキング)