ブラック認定!? ティファニー×ゼクシィの“プロポーズ動画”に批判殺到のワケ (1/2ページ)

Asagei Biz

婚約指輪
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 6月17日、労働基準監督署により、昨年2月に大手自動車メーカー勤務の男性社員が自死を遂げたのは、過労による「労災」にあたると認定された。報道によれば男性は、平日は単身赴任先の寮内で残業、土日も自宅に戻って近くの図書館でテレワークを続け、時間外労働は月139時間以上にのぼったという。

 そうした中、とあるCMに対して「過労死を生み出す価値観を全肯定している」として批判の声が上がっている。そのCMとは、ティファニーとゼクシィがコラボした、ショートフィルム形式のCM「TIFFANY BLUE」の第3弾。

 ストーリーは、仲野太賀演じる丸の内企業の若手サラリーマンと森七菜演じるカフェ店員の同棲カップルが、すれ違いの日々から最後は結婚へ…というもの。日々残業と先輩社員との飲みが続く彼氏。彼女から毎朝、勤務先のカフェで手渡されるコーヒーカップには手書きのメッセージが書かれていた。ある日、取っておいた沢山のメッセージを見て、改めて彼女の想いに気づく彼氏。「これからどうする?」と彼女が不安な心境をつづったコーヒーカップに「結婚しよう」というメッセージを添え、ティファニーリングの箱を手に結婚を申し込むところでエンディングとなる。

 感動と共感を呼ぶラブストーリーと銘打たれ、YouTubeで公開され半年以上が経つが、そのコメント欄でも「素敵」「泣ける」「憧れる」との称賛コメントが書き込まれている。しかしその一方では、反感の声も強いようで、別のネット掲示板では以下のような書き込みも見られた。

「こんなに残業してたら普通に労基法アウト。過労させられてるのを美化すんな。しかも同棲の状態でこんだけすれ違ってるなら、結婚しても同じ状態が続くだけ。

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