デキる社会人は使ってる【時候の挨拶】とは (5/5ページ)
◇1月前半
☆書き出し
・初春の候 ・新春の候 ・○○様におかれましては、良いお年をお迎えになったことと存じます ・寒さが一段と厳しくなってまいりました
◇1月後半
☆書き出し
・大寒の候 ・厳寒の候 ・凍てつく寒さが身にしみるこの頃でございます ・雪の予報に気を揉む日々ですが、お変わりなくお過ごしでしょうか
☆1月の結び
・改めて本年も何卒よろしくお願い申し上げます ・寒さ厳しき折から、くれぐれもご自愛ください
◇2月前半(特に2/4前後の立春以降、それ以前は1月後半と同じ)
☆書き出し
・立春の候(2/4前後の立春以降) ・余寒の候 ・暦の上では春と申しますが、まだ寒い日々が続いております
◇2月後半
☆書き出し
・梅花の候 ・向春の候 ・公園に梅の花の見られる時期になりました ・少しずつ日の長くなるこの頃です
☆2月の結び
・まだ寒い日が続きますが、お風邪など召されませんよう
◇3月
☆書き出し
・早春の候 ・春暖の候 ・ようやく風も暖かくなってまいりました ・柔らかな春の光のうれしい季節となりました ・桜が待ち遠しいこの頃です
☆3月の結び
・朝夕冷え込みますので、お体にはお気を付けて ・年度末の慌ただしい時期ですが、ご無理なさいませんよう
◇4月
☆書き出し
・仲春の候 ・桜花の候 ※地域差に注意 ・すっかり春めいてまいりました ・こちらでは桜も見ごろを迎えております ・ゴールデンウィークも近づき、行楽のご予定もお決まりでしょうか
☆4月の結び
・快い季節、どうぞお健やかにお過ごしください ・新年度で何かとお忙しいことと存じますが、ご自愛ください
◇5月
☆書き出し
・新緑の候 ・薫風の候 ・風薫る快い季節となりました ・青葉が目にも鮮やかに映ります ・早くも夏の暑さを予感する日々が続いています
☆5月の結び
・まだ暑さに慣れない時期ですので、お体をおいといください
◇6月
☆書き出し
・入梅の候 ・長雨の候 ・うっとうしい天気が続いております ・紫陽花が雨に映える季節となりました ・梅雨明けの待ち遠しいこの頃
☆6月の結び
・随分蒸しますので、体調など崩されませんよう
◇7月
☆書き出し
・盛夏の候 ・炎暑の候 ・暑中お見舞い申し上げます ・例年以上の暑い日々が続いております ・雲もすっかり夏めく今日この頃
☆7月の結び
・暑さ厳しき折、どうぞご養生ください ・お互いに夏バテしてしまわないようにしたいですね
◇8月
☆書き出し
・酷暑の候(8/8前後の立秋の前まで) ・残暑の候(8/8前後の立秋以降) ・まだまだ暑い日々が続いております ・各所の花火大会を見かけるようになりました ・ようやく朝夕はしのぎやすくなりました
☆8月の結び
・暑さに体力も奪われるこの頃、くれぐれも御身お大切に
◇9月
☆書き出し
・初秋の候 ・秋色の候 ・いくらか過ごしやすい時期となりました ・コスモスが秋風に揺れる季節です ・虫の音が聞こえるようになってきました
☆9月の結び
・季節の変わり目です。お風邪など召されませんよう
◇10月
☆書き出し
・爽涼の候 ・清秋の候 ・金木犀の香りに心躍るこの頃です ・秋晴れが気持ちのいい季節ですね ・少しずつ秋も深まり、朝夕冷え込むようになりました
☆10月の結び
・思わぬ夜寒にお気を付けくださいませ
◇11月
☆書き出し
・晩秋の候 ・紅葉の候 ※地域差に注意 ・気付けば霜の降りる時期となりました ・紅葉が目に楽しいこの頃 ・すっかり冷え込むようになり、小春日和に喜びを感じます
☆11月の結び
・木枯らしの季節、温かくしてお過ごしください
◇12月前半
☆書き出し
・師走の候 ・寒冷の候 ・冷たい空気が身に染みるこの頃 ・街にはイルミネーションが見られるようになりました
◇12月後半
☆書き出し
・年の暮 ・年の瀬を迎え、いっそうお忙しいことと存じます ・年もおしせまり、何かと慌ただしいこの頃 ・あっという間に年も暮れようとしております
☆12月の結び
・本年中にぜひお目にかかりたいですね ・気ぜわしい時期ですが、どうぞご自愛ください ・どうぞよいお年をお迎えください ※下旬以降、その年最後のやり取りであることを入れても良い
■時候の挨拶を武器にして好印象のコミュニケーションを
時候の挨拶は難しく感じられるかもしれませんが、初めての相手などに改まった形式に沿って連絡をすることができると、好印象につながります。
また、使い慣れてくると、自分なりの文面も思い付くようになります。季節感のあるタイムリーな時候の挨拶ができると、相手との血の通ったコミュニケーションのきっかけにもなります。
「面倒くさいもの」ではなく「メールや手紙での武器になるもの」と捉え直し、楽しみながら身に付けてください。
(吉田裕子)
※画像はイメージです