犬は人間だけでなくロボットの命令にも従うことが判明(米研究) (3/3ページ)

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Dogs Obey Commands Given by Social Robots

・ロボットとスピーカーはどこが違うのか?

 この研究の目的は、ただ”犬ソーシャルロボットに反応するのかどうか明らかにすること”だったので、一体どの要素が犬の反応を誘っていたのかは分からない。

 だがチン氏は、ロボットとスピーカーの違いをいくつか指摘している。

 たとえば、「ロボットが行為主体として認識されていた一方、スピーカーはそうではなかった可能性」「ロボットには物理的な体があったが、スピーカーの場合、見える形で設置されていないこともあった」「ロボットが視覚的合図と音声的合図の両方を出していたかもしれない一方、スピーカーは音声的合図だけだった」などだ。

 ロボットの外見が人間に似ている度合い、顔の有無、ニオイの有無、その他の人間に関連する特徴の有無などによって犬の反応が違ってくるとも考えられるだろう。

犬は人間からの社会的合図にとても敏感なので、外見が人間に似ているかどうかで反応に違いが生じる可能性はあります。

ですが、非人型であっても行為主体(犬のような行動やその他の社会的行動など)として振る舞っているのなら、それに対して犬が社会的態度を示す可能性はあります

と、チン氏は説明する。

 外見的な特徴のほかにも、動きの有無でも違いがあるかもしれないとのことだ。

ただじっと立ってるだけのロボットでは行為主体のようには見えないかもしれません。そうしたロボットに対して、イヌが社会的な態度を見せない可能性はあります

 今回、イヌがロボットに対して反応するということは分かった。次のステップは、一体犬が何に対して反応しているのかを解明することだ。

 こうしたことの理解は、より高度なaiboだけでなく、より人間が親しみやすい人型ロボットの開発にもつながることだろう。

References:Dogs Obey Commands Given by Social Robots - IEEE Spectrum/ written by hiroching / edited by parumo
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