マスクで気になる「臭い口」!解消のための7つの心得 (2/3ページ)

日刊大衆

つまり、“質”と“流れ”、清らかな唾液をキープすることで口臭は防げるという。食後すぐは新鮮な唾液が流れるので口臭はしないが、「食後は口腔内に食べ物の味が残らないと感じるまで水を口に含み、洗うように飲んでください。このことを“お口直し”と呼んでいます」

 さらに、日頃から水を頻繁に飲む癖をつけ、清らかな流れをキープすることを心がけよう。

(4)食後にガムを噛む

 こうして清らかな唾液を出すことに成功したら、あとは、その流れを妨げないことが肝心だ。欧米人は食後にガムを噛んで唾液が出るよう心がけているが、日本では「ガムをクチャクチャやっていると、みっともない」と言われてしまう。「ガムを丸めて、舌の下に入れておくだけでもいいでしょう。脳がガムを異物だと認識し、吐き出そうとするので、噛むよりも唾液の分泌が促されるんです」

(5)視線を水平に保つ

 だが、まだ強敵がいる。それがスマホだ。「スマホなどを使い続けると、無意識のうちに上と下の奥歯が接触し、舌が固定されて動かなくなります。そうなると、唾液の流れが停滞してしまうんです」

 これでは、苦労が水の泡になってしまう。それを解消する究極の方法とは?「自転車に乗って前を見ているときのように、日常生活で姿勢を正して、視線を水平に保ってください」

 下を向いていると奥歯が閉じて舌が固定され、口腔内の機能がストップしてしまう。当然、新鮮な唾液が流れなくなり、やがて悪臭を放つようになるのだ。

(6)視線をさらに45度上げる

 だが、姿勢を正し、視線を水平に保ち続けるのは簡単ではない。スマホの操作が長引き、口の中がネバネバして気持ち悪くなってきたら危険信号。その場合の緊急措置は、水平目線から45度だけ上に上げることだ。「一瞬でもかまいません。実際に試してみたら分かりますよ。そうすることで両奥歯が離れるはず。しかも、呼吸効率は下を向いているときの2倍。

「マスクで気になる「臭い口」!解消のための7つの心得」のページです。デイリーニュースオンラインは、新型コロナウイルスマスク食事スマホ病気カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る