キスをして感染、出会い系で知り合った女性を訴える 約1700万円の損害賠償を求めるも批判の声 (1/3ページ)

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 デートに出かければ、手をつないだり身体的な接触をすることもあるだろう。そのことが原因で、相手から厄介なものをもらうことがあるようだ。
 海外ニュースサイト『Daily Mail』は6月15日、女性からヘルペスをうつされたとして、イギリス・ロンドンに住む男性が、相手の女性に対し、損害賠償を求めて裁判所に提訴したと報じた。

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 同記事によると、45歳の男性は2019年5月、出会い系サイトを通じて30代の女性と出会ったという。女性とは毎日メールで連絡を取りながら、仲を深めていったという。2か月後、女性からデートのお誘いがあり、2人は会ったそうだ。ロマンティックな雰囲気になり2人はキスしたという。キスの後、女性は「メイクが取れてきた。ヘルペスがあるの」と男性に話した。男性はヘルペスについてよく知らず、この時は気に留めなかった。

 キスから2日後、男性は咳とともにインフルエンザのような症状が出たという。1週間経っても治らず、口には潰瘍のようなものができて、日に日に大きくなり口の中に広がって行った。口の痛みで食事が取れず、男性は自宅でパニック発作を起こして病院に搬送されたそうだ。

 医師からは口唇ヘルペスと診断されたという。口唇ヘルペスは、単純ヘルペスウィルスが原因となって、唇やその周辺の皮膚に水ぶくれが生じる。一度感染すると、一生涯体内に生息し続け、免疫力が低下すると再発を繰り返すなど完治が難しい病気だ。命の危険はないものの、キスや頬すりなどの皮膚感染でうつるため、注意が必要だ。

 男性の症状は3週間経過して落ち着いたそうだが、女性に対し怒り心頭。女性との関係を終わりにしたという。男性は、女性がキス前に感染リスクを伝える義務を怠り、一生涯トラウマとなる精神的苦痛を与えたと主張。治療費や休業損害、79歳までの精神的ケアを行うセラピー費用など、約1700万円の損害賠償を求め、女性を訴えたそうだ。裁判は2020年後半に開かれる予定という。なお、被告の女性は男性の訴えを否認しており、全面的に争う構えだ。

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