情報プレゼンバラエティー『とくダネ！』（フジテレビ系）の恒例行事となりつつある、司会・小倉智昭の〝ズレた〟発言。6月29日放送の同番組では、飲食店に対して一般人とズレた発言を繰り出し、案の定ネット上で批判の声を巻き起こしていた。

この日の放送では、東京都葛飾区にある唐揚げ専門店で起こった〝迷惑注文〟の全容について特集。およそ1万5000円分の商品を注文する電話が入ったが、その後一方的な〝キャンセル電話〟のせいで廃棄処分になってしまったという経緯が説明される。

今回の迷惑注文の件に関して話を振られた小倉は、「まぁ〝金額はね、それほど多くはないですけど〟悪質ですよね」と、まるで1万5000円が大した金額ではないと言わんばかりのコメントをしていた。

〝それほど多くはない〟という発言で、わざわざ金額の大小について触れる小倉に視聴者たちも怒りを覚えたよう。ネット上では、

《唐揚げ店のキャンセル事件で金額が大した事ないだと!?　そんな考えの奴がキャンセルすんだよ》
《小倉さんには1万5000円は大した事ないみたいだが、製造側で1万5000円分の労力は大変ですよ。意外と惣菜店は忙しいんですよ小倉さん》
《からあげ店のキャンセル事件で金額それほど多くないって小倉アホか！》
《大した金額じゃないけどとか抜かしてたけど本当にクズだな。自分が経営してる店で同じ目に遭えばいいよ》
《飲食店やってるとは思えない小倉さんの発言》

などと批判的な声が殺到している。

「飲食店側の気持ちを考慮していない発言をした小倉ですが、なんと自身も飲食店経営者なのだから驚きです。経営しているのは東京の中野坂上にある焼肉店と、ハワイにあるラーメン店の2店舗。もし自身が経営するお店で1万5000円相当の廃棄を出すようなイタズラ電話が入っても、今回と同様の発言をできるのでしょうか…」（芸能ライター）

大物芸能人である小倉からしたら、1万5000円という金額は〝はした金〟なのかもしれない。しかしニュース番組の司会者である限り、ズレの生じないコメントを心掛けるべきだろう。