コロナ患者の家族、誤って人工呼吸器のプラグを抜き患者は死亡 病院の管理にも疑問の声 (1/3ページ)

リアルライブ

画像はイメージです
画像はイメージです

 新型コロナウイルス収束の目処がいまだに立たず、各国の病院では医療従事者らが対応に追われているが、海外では新型コロナウイルスに感染した患者の家族が起こしたミスによって患者が死亡する事件が起きた。

 インド・ラージャスターン州で、40歳の男性が、家族が人工呼吸器のプラグを誤って抜いたことで死亡する事件が起きたと、海外ニュースサイト『The Indian Express』と『Daily Mail Online』が6月23日までに報じた。

 ​キスをして感染、出会い系で知り合った女性を訴える 約1700万円の損害賠償を求めるも批判の声​​​

 報道によると、6月13日、男性は新型コロナウイルスに感染した疑いで入院したそうだ。6月15日、男性の家族が男性を見舞うため病院を訪れた。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、男性の病室の空調はオフになっていたが、当日の気温は41度で暑かったため、家族は部屋を涼しくするために冷房機器を持ち込んだという。なお、男性は隔離病棟に入院中だったが、家族がなぜ隔離病棟を訪問できたのかは分かっていない。

 家族は冷房機器の電源をつけるため、すでに挿さっていたプラグを抜いたが、誤って人工呼吸器のプラグ抜いてしまったという。家族によると、人工呼吸器のプラグだとは気づかなかったそうだ。

 プラグが抜かれた後も、人工呼吸器は予備電源で30分ほど稼働していたが、その後、人工呼吸器は停止した。男性の異変に気づいた家族が医師を呼び、人工呼吸器のプラグが外れていることが発覚したそうだ。医師は心肺蘇生を試みたが男性は死亡した。病院側は家族による過失だと主張している。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「なぜ家族は人工呼吸器のプラグだと気づかなかったのか。うっかりでは済まされない」「家族が隔離病棟を訪問できるほど病院の管理は甘かったのでは。人工呼吸器のプラグも簡単に抜けるものなのか。病院の過失がゼロだとは思わない」「病室の全てのコンセントが使われていたのか。家族がわざと抜いたのではないかと疑ってしまう」などの声が挙がっていた。

「コロナ患者の家族、誤って人工呼吸器のプラグを抜き患者は死亡 病院の管理にも疑問の声」のページです。デイリーニュースオンラインは、海外などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る