厚労省がこっそり追加配布!余ったアベノマスク「善意の寄付」が法律違反!? (2/2ページ)

Asagei Biz

 そんなこともあり、現在はネット上には、いらなくなったアベノマスクの「寄付先、交換先リスト」がアップされており、

「酒類販売の大手チェーンでは、マスクを持参していただければ、ノンアルコールビール1本と引き換え、不足している児童教育機関へ寄付する、という取り組みもしていますし、函館市の朝市では市内の出店者らが、不要なアベノマスクを募り、同市場で使える500円分の商品券と引き換える取り組みがはじまっています。アベノマスクがダブついているのは事実ですから、こういった動きは今後も、日本全国で広がっていくのではないでしょうか」(全国紙社会部記者)

 だが、そんな動きをよそに、厚生労働省は「専用サイト」において、こっそりアベノマスクの再配布をスタートさせている。

「全国の約5千万世帯に配った布マスクは1枚200円ほどで、かかった経費は少なくとも200億円と言われていますからね。一事が万事、この場当たり的な政策には開いた口が塞がりませんよ」(前出・社会部記者)

 配布当初から「(ウイルスと)竹やりで戦うようなもの」と揶揄されてきたアベノマスク。その竹やりが、結果500円の金券に化けようとは……。ま、使わないならせめて有効活用できれば、ということか。

(灯倫太郎)

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