赤ちゃんには“赤ちゃん語”で話しかけるべきか?

アサジョ

赤ちゃんには“赤ちゃん語”で話しかけるべきか?

 多くの新米ママが迷うことの一つに、「赤ちゃんにどのように話しかけるか」があります。「マンマよ」「おいちいね」「ブーブーがきたね」など、“赤ちゃん語”を使うべきか特別扱いせずに大人と話すときと同じように話しかけるべきか……。大人が話す赤ちゃん語にはメリットもデメリットもありますから、柔軟に取り入れたいものです。

 赤ちゃん語で話しかける最大のメリットは、「赤ちゃんにとって聞き取りやすい」「赤ちゃんが発音しやすい」ということでしょう。大きく、ゆっくり、はっきり、短い言葉で赤ちゃんに話しかけますから、赤ちゃんが真似しやすく、発語を促しやすくなります。

 一方で、赤ちゃん語で話しかけ続けると、子どもがいつまでも赤ちゃん語を話し続けるというデメリットも。子どもが「マンマ」に慣れ、パパやママもよく通じる「マンマ」を使って話しかけ続けると、子どもが「ごはん」を学ぶタイミングが訪れません。ある程度発語が進んだら、大人と同じ言葉に切り替えることも重要です。

 赤ちゃんは、人生の初心者。最初から大人と同じように言葉を話すことは難しいので、大人がサポートしてあげる必要があります。その際にどんな声色で、どの程度のスピード・大きさで話すかということは、目の前の子どもの発達段階に応じて変えてあげるのがオススメです。赤ちゃん語がよい、悪いと決めつけずに、子どもが楽しく言葉を学び、発したくなるような工夫を取り入れてはいかがでしょうか。

(Nao Kiyota)

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