古代マヤ文明の巨大都市が放棄された理由が判明か、飲み水が毒物に汚染されていた証拠が発見される(米研究) (2/5ページ)

貯水池のひとつPerdidoに降りる大学院生のブライアン・レーン image by:Nicholas Dunning/UC
・貯水池に有害な2種の藍藻の存在を確認
古代の泥にまだ含まれているDNAを分析したところ、有毒物質を生み出す2種類のシアノバクテリア(藍藻)の痕跡が見つかった。
それらはプランクトスリックス(糸状藍藻)やミクロキスティスで、ティカルが繁栄していた何世紀もの間、貯水池に蓄積されていったようだ。
そして9世紀半ば、ティカルが放棄される直前、深刻な旱魃の時期にミクロキスティスが異常繁殖し、アオコが爆発的に増えたことが特に問題になった。
「貯水池の水は、見た目にもひどいありさまだったことでしょうし、味もひどかったはずです」研究チームの地質考古学者、ケネス・タンカスリーは言う。