チャットやメールでよくない?テレワーク中、何かと電話してくる上司への対処法 (1/2ページ)

アサジョ

チャットやメールでよくない?テレワーク中、何かと電話してくる上司への対処法

 まだテレワークを継続している人もいるかもしれません。こんな上司に困っていませんか? それは、テレワーク中、チャットやメールもあるのに、何かと電話ばかりしてくる上司です。

「それってチャットで済んだんじゃ?」と思うことばかりだと、うんざりしちゃいますよね。チャットやメールなどのデジタルにうといのは分かっているものの、イライラすることもあります。こんなときのスマートな対処法を、マナーコンサルタントの西出ひろ子さんにうかがいました。

「上司からすれば、キーボードを打つより電話のほうが早くて楽だし、回答もすぐ得られますし、伝えたいこともすぐに伝わって相手の反応も分かりやすい、という気持ちから行っていることでしょう。また、腱鞘炎でキーボードを打つことがしんどい、眼精疲労などからできる限りPCやスマホの画面を見ないようにしたいのかもしれません。部下のあなたの立場に立てば、電話は迷惑と思うときもあると思いますが、前述のように体調の問題で電話をしている場合もありますので、そこは理解してあげる寛容な心を持つことはマナーのひとつといえます」

「マナーの本質は『相手の立場に立つ』ことです。相手への思いやりの心、優しさを持つことです。『この上司は電話好きな人』と思って大きな心で対応してさしあげると、きっとあなたにはその後に思ってもみないご褒美が舞い込むと思います。私も以前は『面倒』とか『理不尽』『不本意』など、さまざまな感情を持ちながら仕事をしてきましたが、それをすべて『相手の立場に立つマナー』として、思いやりの心で対応すると、思ってもみない幸運な出来事が起きるということを何度も経験しています」

 困った上司の行動は受け止めてあげて、思ってもみない幸運な出来事、ぜひ手に入れたいものですね。

「一方、マナーはお互い様ですから、もちろん、上司にもマナーは必要です。『忙しいところごめんなさいね。電話してしまって……』などの一言はあって欲しいですよね。言いたいことがあれば、相手を尊重しつつ、自分の伝えたいことをはっきりと伝えるアサーティブ・コミュニケーションをとりましょう。そして、どうしても上司に改善を促したいときには、『○○さん、申し訳ございません。

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