9900万年前の琥珀に閉じ込められた昆虫。まるでつい最近まで生きていたかのような姿(ミャンマー) (1/3ページ)

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9900万年前の琥珀に閉じ込められた昆虫。まるでつい最近まで生きていたかのような姿(ミャンマー)
9900万年前の琥珀に閉じ込められた昆虫。まるでつい最近まで生きていたかのような姿(ミャンマー)

白亜紀に琥珀に閉じ込められた昆虫 image credit:NIGPAS

 ミャンマー北部の鉱山から、琥珀の断片に保存された先史時代の昆虫が発見された。調査したところ、9900万年前の白亜紀中期まで遡った化石であることが判明した。

 琥珀の中に閉じ込められた生物化石はこれまでにも発見されているが、今回の昆虫化石は保存状態が非常によく、まるでつい最近まで生きていたかのような姿で、研究者らを驚かせた。『ZME Science』などが伝えている。
・琥珀に入った9900万年前の3種の古代昆虫を調査

 中国科学院(NIGPAS)の南京地質学及び古生物学の研究者らは、ミャンマー北部のカチン州で採掘された、通称“ビルマ琥珀”と呼ばれる琥珀の中に閉じ込められた35個の昆虫サンプルを調査した。

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image credit:NIGPAS

 この琥珀は、熱帯雨林の環境で育った古代の針葉樹の厚い樹脂の中の樹液からできたもので、当時生存していた多くの昆虫がほぼ完全な形で保存されているという。
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