終電を寝過ごしたら...まさかの「ぴえん駅」到着? リアルすぎる「ネタ駅名標」に騙される人続出 (1/2ページ)
泣きたい様子を表す若者言葉「ぴえん」。
目をウルウルさせた顔文字とともに使われることが多く、「2020年上半期インスタ流行語大賞」流行語部門の1位にも選ばれた。今や1度も聞いたことがない、という人は少ないだろう。
そんな中、ツイッターではまさに「ぴえん」な結果となってしまった、あるユーザーの投稿が話題となっている。
ぴえん...?(画像は@fukutoka提供)
「やば 終電寝過ごして文字通りぴえんなんだが」
終電なのに目的地を寝過ごしてしまった――それだけでも十分「ぴえん」な状況だが、投稿者がたどり着いたのは、なんと、「ぴえん(比園)」駅だという。偶然にもほどがある。というか、こんな駅本当にあるのだろうか...。
実はこの駅名標はフェイク。投稿者の@fukutokaさんが作った架空の駅だ。駅名標をよく見ると、前後の駅が「ぱおん」「さげみざわ」となっており、どちらも若者言葉。「ぱおん」はぴえんの派生形で、より強い感情を表す言葉だ。「さげみざわ」はテンションが下がった時などに使われる。
実際にこんな駅があったら、ぴえんどころか「あげみざわ」だ。
この投稿に対しては、
「ぴえん駅通り越したらぱおん駅なのしっかりこだわってて好き」
「『やばたにえん』って駅も存在しますか?」
「ほんまにあったら嬉しかった......」
といった声が寄せられている。
また、あまりのクオリティに、
「比園(ぴえん)駅なんてあるんだ」
「ぴえん駅の存在にびっくりしすぎた」
「ぴえん駅は実在すると勘違いしてガチで調べてしまったw」
など、この駅名標を本物だと信じてしまったユーザーも複数みられた。
北海道の駅「比布」「桑園」をもとに制作それにしても、なぜ架空の駅名標を作ったのか。Jタウンネットは2020年7月13日、投稿者の@fukutokaさんに詳しい話を聞いた。
@fukutokaさんは関西に住む20代の会社員。自身で撮影した電車の写真をもとに、「ウソ電」と呼ばれる電車の色や形を変えた架空の電車を作ることが趣味だという。