サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ミスマンマミーアの末脚炸裂」 (1/2ページ)
今週のメインは、よく荒れる重賞として知られる函館記念である。
私事で恐縮だが、この重賞は思い入れが強い好きなレースの一つだ。現地での取材を長く続けてきたこともあるが、それが今年はコロナ禍のためにプツンと切れてしまった。競馬施設での取材は東西のトレセンを含め、どこも制限されており、年配である私には、お鉢が回ってこなかったわけだ。
それでもこの原稿をしたためているレース1週前にして、浮き足だっている自分に気づく。過去、万馬券(馬単、馬連)が何度も飛び出しており、そのうちの何回かをモノにしている。
そんなこともあってのことだが、今年も顔ぶれを見ればわかるとおり、一筋縄では収まりそうにない。
02年に馬単が導入されて以降、これまでの18年間、馬単で万馬券になったのが半数の9回もある(馬連では4回)。この間、1、2番人気馬でのワンツー決着は3回出ていながら、1番人気馬は3勝(2着3回)、2番人気馬も3勝(2着2回)というもので、とにかく人気、有力どころですんなりとは決まりにくい重賞なのだ。
他の重賞同様、充実著しい5歳馬が最も連対を果たしているが、その反面、7歳、8歳の高齢馬(中には10歳馬も)の健闘が目立つのが特徴だろうか。荒れる理由は、こうしたところにありそうだ。
さて今年は、どうだろう。ざっと見渡しても、人気順をつけるのさえ難しい、そんなメンバー構成である。しかもハンデ戦だけになおさらだ。
目移りするが、穴党としては牝馬に目をつけ、期待を寄せてみた。狙いは充実ぶりが目立つ、ミスマンマミーアである。
過去18年間で見ると、牝馬の活躍はきわめて少ない。出走頭数が多くないことによるものだが、連対を果たしたのはわずか2頭で、勝ち馬はいない。とはいえ、この2頭ともミスマンマミーアと同じ5歳馬。決して軽く見てもらっては困る。
ダート実績があり、3歳初めに地方競馬(船橋)に移籍したが、芽が出ずに再び中央へ。今度は芝で活路を見いだし、昨秋は3勝クラスの身で重賞(エリザベス女王杯、中日新聞杯)に挑戦。しかし、その時点ではさすがに荷が重く、今春、放牧。