旧車の整備、初代RX-7のオイル漏れを修理してみる! (2/3ページ)

イキなクルマで

フロントのブレーキ周り→漏れなし エンジン下部→大量の漏れあり エンジン上部→漏れなし

エンジン下部は、オイルパン全体にオイル滲みや明らかな漏れが発生している状況です。このことから車庫フロアの主な原因は、オイルパンからのオイル漏れと判断しました。

■オイルパンの修理からスタート

引用:筆者撮影画像

初代RX-7は、非常に多くのボルトでオイルパンを止めています。

まずは、エンジンオイルを完全に抜き取ってしまいます。

次に、オイルパンのボルトを全て外します。

フロントのメンバーが邪魔して外しづらいボルトから、外しやすいボルトまでマチマチなので、ここでは外しづらいところから緩めて、全て緩み終わったら、好きなところからボルトを外します。

ポイント!

外しづらいところから緩める理由は、外しやすいところから作業を始めて、外しづらいボルトが緩まなかったらオイルパンを外す作業が困難になるためです。先に難しいところから作業をするのが鉄則といえます。

引用:筆者撮影画像

ボルトを全て外した状態になったら、純正であればオイルパンとエンジンの間には紙製のパッキンが入っています。

じっくりすき間を見てみると、どうやら一度オイルパンを外したことがあるらしく、シーリング剤で止まっているようです。

スクレパーを使用してエンジンとオイルパンの間に入れながら、シール剤と剥離していきます。

剥離できたらオイルパンは、外れてくれます。

オイルパンを完全に取り外すためには、メンバーの後ろにあるアームを外す必要があります。アームの片方のボルト2箇所を外したらオイルパンが抜けてきます。

上画像は、オイルパンが外れた状態です。

引用:筆者撮影画像

引用:筆者撮影画像

外したオイルパンは、年数が経過しているので意外と錆や塗装剥がれなどが起きていました。

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