人生100年時代。これからのキャリアをどう考えるべきか? (2/3ページ)

新刊JP

もちろん、プライベートの時間を充実させてもいいんです。ただ、いつも遊んでいるわけにはいかないというのが現状です。休日もキャリアアップにつながるような何かを考えて行動したほうがいいでしょうね。

――そのために取るべき行動はどういうものがありますか?

東谷:例えば、リモートでの勉強会、フェイスブックのコミュニティなど、普段得られない情報が行き交うサイトを活用して、新たな情報を得てみてはいかがでしょう。

本当はビジネススクール的な場所に行くのが最も効果的だと思うのですが、全員行けるわけではないですから、まずは他社の人と接する機会を持つことですね。習い事でも、勉強会でも。前半で女性管理職の前例がないときの考え方をお話しましたが、そういうところで出会える可能性があります。

――「自分はほどほどに働ければいい」という考え方についてはいかがですか?

東谷:そういう方は「ほどほどに働く」という覚悟をしてもらいたいです。働くことには変わりないですし、成果も出さないといけない。その覚悟もせずに不満ばかり言うのはフェアではありません。リーダーにならなくてもいいのですが、足を引っ張る存在になることだけはやめてほしいです。

人生100年時代において、特に若い世代は将来70歳、さらには80歳まで働かなくてはいけなくなるかもしれません。その年齢まで必要とされる人材になることを見据えて働いてもらえればと。

■今いる会社の中だけで考えない。自分の能力をまずは磨く

――自分自身のキャリアアップを考える上で、何に重きを置いてキャリアデザインをすべきなのでしょうか。

東谷:「キャリアアップ」は昇進だけを意味するものではありません。むしろ、昇進は結果であり、本質的に大事なのは、いかに自分の能力の幅を広げていくかということです。
それは業務知識を身につけるというだけでなく、コミュニケーション能力であったり、人間関係を構築する能力もあります。自分の中にある強みをどんどん強化していくことが、キャリアアップにつながっていくんですね。

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