TOKIO独立、長瀬、手越、錦戸退所…J崩壊を呼んだ“7月の悲劇”

日刊大衆

TOKIO(国分太一、松岡昌宏、長瀬智也、城島茂)
TOKIO(国分太一、松岡昌宏、長瀬智也、城島茂)

 7月22日、TOKIO長瀬智也(41)がジャニーズ事務所を退所、城島茂(49)、松岡昌宏(43)、国分太一(45)はTOKIOとしての活動は継続するものの、ジャニーズ事務所の関連会社として「株主会社TOKIO」を設立。城島が社長に就き、松岡と国分も副社長として経営に携わるとジャニーズ事務所が発表した。

「ジャニーズ事務所の発表によると、長瀬は“長年にわたって培ってきた表現者としてのクリエイティビティーを活かし、他事務所に属することなく、裏方としてゼロから新しい仕事の形を創り上げていくことになりました”としており、表立ってからの芸能活動からは離れるようです。退所は来年3月末日をもってということだそうです。

 城島、松岡、国分の3人は“TOKIOの看板は背負った形で、グループと個人の仕事を今まで以上に自由度高く、新しい仕事に積極的に挑んでいきます”とグループそのものは存続するようです。3人の新会社は来年4月1日から。彼らはジャニーズ事務所と入念に話し合いを続けてきた結果、今回の形になったそうで、元SMAP中居正広(47)と同様の“円満独立”だといいます」(女性誌記者)

 長瀬の退所は、最初に報じた今年2月の『週刊文春』(文藝春秋)の記事以降、多くのスポーツ紙や週刊誌が報じてられていた。

「長瀬は、元メンバーの山口達也(48)が2018年4月に不祥事でグループ脱退と事務所を退所して以降、音楽活動が満足にできないことに不満を抱えており、事務所を離れるのではないか、と言われてきました。しかし、長瀬のみならず、他の3人も“社内独立”ではありますが、事務所を離れてしまうことは、ジャニーズとしては頭の痛い話でしょう」(前同)

■偉大な存在の喪失

 ジャニーズ事務所では、ここ1年の間に中居、元関ジャニ∞錦戸亮(35)、そして元NEWS手越祐也(32)と退所が相次いでいる。彼らに続いて、TOKIOまで離れてしまうとは……。

 芸能プロ関係者は話す。

「やはり、2019年7月にジャニー喜多川さんが亡くなったのがとにかく大きいですね。それがすべてと言ってもいいでしょう。ジャニーさんが亡くなってから、それぞれ事情が違うとはいえ、長瀬さんを含めて4人も退所、そして城島さん、松岡さん、国分さんも本体を離れることになってしまいました。

 KinKi Kidsも、最近でこそ『KANZAI BOYA』というジャニーさんとの思い出に触れた楽曲を発売できるほどになりましたが、亡くなった当初はジャニーさんがいない喪失感からすぐに退所するのでは、とささやかれていました。ほかにも退所するのではという噂が出たジャニーズタレントは多数いて、それもすべて、ジャニーさんというジャニーズ事務所の魂が失われてしまったからでしょうね」

 前出の女性誌記者は言う。

「2月28日発売の『FRIDAY』(講談社)では、“退所予備軍”としてHey!Say!JUMP知念侑李(26)、山下智久(35)の名前が挙がっていましたが、彼ら以外にも退所を希望しているタレントがまだいるといいます。ジャニーズタレントが事務所を離れるという話は、今後もまだ続々と出てくると思いますよ」(前同)

■長瀬退所、TOKIO独立を受け…

 前出の芸能プロ関係者は語る。

「現在、第一線で活躍をしているいわゆる“デビュー組”の面々は、ジャニーさんに見いだされて、ジャニーさんからレッスンを受け、ジャニーさんにチャンスをもらったりからこそ、現在の地位を築けた。

 年齢を重ねて、アイドルとしての活動が厳しくなり、仕事の方向性に迷いが生じてもジャニーズ事務所に留まっていたのは、ジャニーさんに恩を感じていて、ジャニーさんという拠り所となる存在がいたからこそ。やはりジャニーズ事務所は、ジャニーさんこそすべてだった。

 所属タレントが、そんな大切な存在を喪失してしまったダメージから退所を考えるのも無理ないですし、今回のTOKIOの一報を受けて、“退所予備軍”が一気に動き出す可能性もありえるでしょうね……」

 偉大すぎるカリスマを失ったジャニーズ事務所。今後、さらなる激動が待っているのかもしれない――。

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