サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「牝馬クールティアラの一発」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「牝馬クールティアラの一発」

 梅雨明けを前にして今週から新潟、札幌が開幕。本格的な夏のローカル戦に突入するが、その開幕週のメインは新潟競馬名物、直線のみの芝1000メートル戦、アイビスサマーダッシュだ。

 最有力候補は、むろんのこと昨年の覇者ライオンボスである。とにかく典型的なスプリンターで、この5ハロン戦のスペシャリスト。通常スプリント戦といえば6ハロン(1200メートル)での競馬だが、同馬はダートも含めて勝ち鞍(6勝)全てが5ハロン戦。そのスピードは非凡と言っていい。

 なので前走、同じ舞台で行われた韋駄天Sを勝ったあとは、よそ見をせずに短期放牧でリフレッシュ。ここを目標にしっかりと調整されてきており、仕上げにまったく抜かりがない。ならば連覇もそう難しくないとみられて当然だろう。

 しかし今回は顔ぶれもなかなかで、新興勢も少なくない。さらに、獲得賞金から他馬より背負う斤量(57キロ)も気になるし、ハナを切って押し切りたい同型脚質の馬も多くいる。今回は王者にとって厳しい競馬が待っており、全幅の信頼を寄せていいものか、微妙なところだ。

 アユツリオヤジ、カッパツハッチ、ゴールドクイーン、ジョーカナチャン、ダイメイプリンセス、ビリーバー、ペイシャドリーム、そしてCBC賞を勝ち、復活なったラブカンプーといったところが「ライオンボス包囲網」だが、どの馬もスピード自慢で色気たっぷり。人気どおり簡単には決まりそうにないのだ。

 過去19回で1番人気馬は8勝(2着3回)、2番人気馬は3勝(2着3回)。1、2番人気馬でのワンツー決着は3回のみ。しかも馬単導入後、これまでの18年間、その馬単での万馬券は6回(馬連では1回)あり、データからも本命サイドの堅い決着にはなっていない。

 そして夏といえば牝馬である。暑さに強いとされているからで、この重賞は、とにかく牝馬の活躍が目立つ。過去19回で牝馬が12勝(2着9回)、牡馬は7勝(2着10回)。全体的に牡馬の出走頭数が多いことを思えば、「牝馬優位」は特筆していいだろう。

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