これって方言? 「せわしない」の本当の意味 (3/4ページ)
『広辞苑 第七版』にも記載されており、全国的に使っても通じる言葉といえるでしょう。
■「せわしない」を使う場面と使い方(例文)
「せわしない」は、例えば次の3つのような状態・状況を表す場合に使います。
(1)やることが多くて、暇がない。いそがしい状態。
(2)物事の動きや流れが急なこと。
(3)人の動作や話し方、雰囲気が落ち着かない様子。
いずれも、本当にいそがしい、落ち着かない様子を表します。
では、実際にどんな場面で使えるのでしょう。
◇(1)「やることが多くて、暇がない。いそがしい状態」を表す場合
(転勤した上司へのメールで) ・新天地はいかがですか。こちらはみんな相変わらずせわしない日々を過ごしております。
(繁忙期で忙しい時に) ・4月は新人指導など何かとせわしない時期で、なかなかそちらへ伺うことができません。
◇(2)「物事の動きや流れが急なこと」を表す場合
(急激な環境の変化により) ・法改正に対応すべく、この業界も例年になくせわしない状況です。
(市場への動向により) ・A社の破綻報道で、弊社の関係部署が一気にせわしなくなってきました。
◇(3)「人の動作や話し方、雰囲気が落ち着かない様子」を表す場合
(話し方が早口な人に対して) ・Kさんの話し方はちょっとせわしないですね。
その他、プライベートな場面でも次のような使い方ができます。
・元気ですよ。せわしないのは変わりませんが。
・今年は夏以降ずっとせわしなくて、ゆっくり休みが取れない。
なお、上記の「せわしない」は全て「せわしい」とも表せます。