有森也実が胸の先端を夕日色染め「絶頂」/美女「野外情交」シーン大全(終) (1/2ページ)

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有森也実が胸の先端を夕日色染め「絶頂」/美女「野外情交」シーン大全(終)

 それは「濡れる」ということをイメージさせるためか、海や川などの水辺には、妖しい気配が漂っている。ここで紹介する作品群のように…。週刊アサヒ芸能の連載コラムでおなじみ井筒和幸監督の「犬死にせしもの」(86年、松竹)には、これが映画初出演という話題の新人女優が出ている。のちにミリオン歌手となる今井美樹だ。

 今井は「ヤクザの情婦」という今では考えられない役で、海賊役の真田広之や佐藤浩市に浜辺で拉致される。一度は海に逃げたものの、捕らえられて再び浜辺へ。

「脱いだらええんやろ!」

 覚悟を決めた今井が服を剥ぎ取り、あぐらをかいて座り込む。小ぶりなバストも、ヒップの割れ目も全てさらけ出し、囲まれた男たちに何枚もの写真を撮られる。生涯唯一の脱ぎシーンとなるが、まったく動じたところがないのは、さすが「PRIDE」のせいか。

 さて「トレンディー女優」の肩書も今は昔。近年はカルト映画で体を張る有森也実は「いぬむこいり」(17年、太秦)で、顔だけ犬の「犬面人」との変化球的なカラミを見せた。

 浜辺にて、動物的な欲望を向ける犬面人に身を任せると、対面の体勢で奥まで深く入れられる。快感に上体をのけぞらせると、スレンダー美バストの頂が夕日に照らされ、トップがピンク色に染まるのだった。五十路を前にして、ヘアまで堂々とそよがせた初脱ぎには、女優としての覚悟が存分に見て取れた。

 それまでアイドル的なポジションだった麻生久美子が、女優として一念発起したのが「カンゾー先生」(98年、東映)である。巨匠・今村昌平監督との出会いにより、麻生は女優として脚光を浴びる。漁師の娘・ソノ子に扮した麻生は、アソコに卵を挿入されるなど、脱アイドルの芝居を演じた。ソノ子は貧乏な家族のために、肉体を男に供して生計を立てるという役なのだが、今村演出によって過激なシーンがより際立っていた。ラストは、カンゾー先生(柄本明)と乗った小船で、クジラを見つけて裸のまま海に飛び込む。形のいい乳房と、丸みを帯びたヒップラインが実に美しい。と、自分のヒップを「叩いて」と、 なんと、スパンキングのおねだり。海に浮かぶ小船の上でうつ伏せになり、ヒップを叩く乾いた音を大海原に響かせた。

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