境界線からはみ出た建物を隣人が電動ノコギリで切断 建設から数年後にトラブルとなったワケは (1/3ページ)

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 ご近所とはなるべく良好な関係を築きたいものだが、海外には、隣人との境界線をめぐって驚くような解決策を取った人がいる。
 海外ニュースサイト『Metro』および『Bangor Daily News』は、アメリカ・メイン州に住む男性が、境界線をめぐる対立の末、隣人のガレージをほぼ半分切断したと7月18日までに報じた。

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 記事によると、男性(年齢不明、以下A)は2012年、故郷に戻ってきた。家族とともにAの生まれ育った家に引っ越したという。昔と変わっていたのが家の南側。隣に住む男性(年齢不明、以下B)がガレージを増築したようだが、Aの土地にガレージの一部がはみ出していた。AとBは良好な関係を保っており、特に問題にはならなかったようだ。しかし2016年にBが亡くなってから状況が一変。Bの妻が家を相続したものの、賃貸に出したため、Bの家族とは次第に疎遠になっていったという。

 Aは、Bのガレージが土地にはみ出していることが気になっていた。解決策としてBの敷地と建物を売ってほしいとBの家族らに打診したものの、拒否されたという。そもそもBの息子とは、境界線についてAと認識の違いがあり対立していたようだ。Aは鑑定士に依頼をして、正確な境界線の位置を確認。境界に杭を打ち、Bのガレージが浸食してきていると証明したそうだ。

 今年5月25日、Bの息子は「ガレージに置いてあるBの遺灰を持ち帰りたい。入ってもよいか」とAに尋ね、Aは侵入を許可。ところがBの息子はガレージの窓ガラスを割り、置いてあった大型机などゴミを周辺にまき散らしたという。Aは怒り心頭。Aは建設作業員で、使い慣れた電動のこぎりで、Aの土地にはみ出ているガレージ部分を切断。破片をすべてBの敷地に置いたという。警察が呼ばれたが特に逮捕者は出ていない。その後、Aは境界線上に防犯カメラを設置して仮フェンスを建設。完全に隣人をシャットアウトしたそうだ。なお、B側の主張は特に報道されておらず不明である。

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