失業者が殺到!中国で横行する「売血ビジネス」とHIV感染拡大の深い関係 (2/2ページ)

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ただ、国策によりHIV感染者を急増させたことを認めたくなかったのか、当局はHIV感染拡大の要因を、「性交渉による」と強調してきたという。「ところが、今度は薬物常習者の間で感染者が激増してしまったんです。そこで2017年、当局は国営新華社通信の報道を通じて、初めて感染拡大の要因を『注射器』と『血液による感染』とし、感染防止に向け本腰を入れたといういきさつがあるんです」(前出・ジャーナリスト)

 結果、国内における薬物依存中毒患者のHIV感染率は、2012年の0.2%から2017年には0.03%まで低下した。

 しかし、コロナ禍により,違法な売血が復活したとすれば、再びHIV感染が広がる可能性もある。

「先日、日本政府は外国人の入国制限の緩和をめぐり、中国や韓国、台湾など12の国と地域との間で、ビジネス関係者に限っての入国を相互に認める協議を始める、という報道がありましたが、さすがに中国人の入国を即解除することはないにしろ、近い将来再開されるはずです。つまり、その時はコロナだけではなくHIVウイルスも日本に持ち込まれる可能性についても注意を払わなければならないということです」(前出・ジャーナリスト)

 コロナで職を失った中国人のなかには「売血」だけにとどまらず、コストをかけず巨額の富を生むことができるとして「売血ビジネス」に参入する者も多いとされる。SARS、MERS、新型コロナ、そして、HIV……もう、いいかげん勘弁してほしいものだ。

(灯倫太郎)

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