死亡が確認された男性、遺体安置所で生存が発覚 コロナを理由に会えなかった娘が侵入し発見する (1/3ページ)

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 本来、死者が生き返ることはドラマや映画の中でしか起こり得ないが、海外ではそんな映画の中でしか起こり得ないことが現実で起きたようだ。
 コロンビア・スクレ県で、67歳の男性が病院で医師によって死亡が確認されるも、実際は生きていたことが遺体安置所で発覚したと、海外ニュースサイト『Mirror』と『AllIndiaRoundup』が7月14日までに報じた。

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 報道によると、男性は高血圧が原因で倒れ、同県にある病院に緊急搬送されたという。男性は緊急搬送された2時間後に医師によって死亡が確認された。家族は男性の死亡が確認された際、新型コロナウイルスの感染拡大防止を理由に病室に入れてもらえなかったそうだ。

 男性はその後、遺体安置所に移されたが、男性の娘が父親の姿を一目見ようと医師らの目を盗んでこっそり遺体安置所に侵入した。娘が男性を見ると、男性はまだ息をしていたという。娘が病院のスタッフに男性が生きているのではないかと話し、男性は生きていることが確認された。男性は、現在、別の病院に再度入院し、高血圧の治療を受けているという。

 報道によると、男性は虚血を患っており、虚血が原因で医師が誤って死亡したと判断した可能性が高いという。虚血とは、動脈が狭くなって心筋へ十分な血液を送ることができず、局所的に貧血を起こしている状態のことをいう。十分な血液が運ばれず、通常の心筋の動きが確認されなかったことで、医師は男性が死亡したと判断したそうだ。『AllIndiaRoundup』によると、虚血によって患者が誤った死亡報告をされることは稀にあるという。

 男性の家族は病院に対して、訴訟を起こす準備を進めているそうだ。病院側は医師が誤って死亡したと判断したことや、訴訟に関してのコメントは発表していない。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「医師なのにそんな間違いあり得るのか」「娘が遺体安置所に忍び込むことができてよかった。

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