患者予備軍必見!「コロナ禍でも自分を守る」最高の歯の名医 (1/2ページ)

日刊大衆

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 緊急事態宣言を経て、日常生活を取り戻したと思ったのもつかの間、またぞろ、勢いを増してきた新型コロナウイルスの脅威。テレワークなど、自粛生活による生活習慣の変化で重篤化する病気もある。非常事態に役に立つ名医をリストアップした。

 累計感染者数が3万人を突破した新型コロナウイルスの脅威。自粛生活を余儀なくされる中、持病を悪化させる“患者予備軍”が増えているという。とりわけ気をつけたいのが、日常生活に大きく影響する歯の病気だ。

「新型コロナウイルスは体に疾患を抱えた人に対して、重篤なダメージを与えることが分かっています。虫歯や歯周病といった口腔内の疾患も、コロナによって重篤化する可能性が十分考えられますので、注意が必要です」(医療ジャーナリスト)

 それだけではない。コロナ禍によって変化した日常は、歯の健康にもさまざまなリスクを生み出す。歯科医師で、口もと美容スペシャリストである『ホワイトホワイトデンタルクリニック』院長の石井さとこ氏は、次のように説明する。

「テレワークなどの環境の変化によるストレスで、唾液の分泌が減少すると、口内の自浄作用が不足してしまいます。また、自宅での仕事は、食事のオンオフが乱れ、間食が多くなり、口の中が酸性に傾きやすくなるので、より虫歯などにかかりやすい状態になってしまうんです」

 さらに、口内環境の悪化が体に及ぼす影響についても、こう語る。

「口内環境が悪化すると、口の中の細菌が増えてしまいます。これらの菌が出すプロテアーゼ酵素が細胞膜をこじ開けて、外部の菌を体内に侵入しやすい状態を作ってしまうんです。結果、風邪やインフルエンザなどにかかるリスクも高くなります」

 知らず知らずのうちに、全身にまでダメージを及ぼすとは恐ろしい。

 では、口内環境の悪化を防ぐためには、何が必要か。石井氏は、セルフケアの歯磨きと、定期的な検診が不可欠だと強調する。

「口の中というのは、ケアするのが非常に難しい場所。セルフチェックはもちろん大切ですが、プロによるチェックも絶対に必要です。

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