患者予備軍必見!「コロナ禍でも自分を守る」最高の歯の名医 (2/2ページ)

日刊大衆

年齢が上がってきたら、春、夏、秋、冬と年に4回ぐらいは検診を受ける機会を設けたほうがいいでしょう」

■歯科医の選び方

 また、歯科治療の名医である『銀座池渕歯科』院長の池渕剛氏は、とある歯の病気が引き起こすリスクについて、次のように警鐘を鳴らす。

「特に歯周病には気をつけてください。歯周病は放置しておくと、毛細血管を通じて菌が全身を巡ってしまいます。その歯周病菌が心臓病や糖尿病、動脈硬化などを引き起こす大きな要因になってしまうんです」

 歯周病といえば日本人を悩ます国民的病気。40代以降では約8割の人が罹患しているというが、池渕氏は歯周病の治療は、早めの通院が重要だと語る。

「歯周病の自覚症状には、歯茎が充血する、口臭がするといったものが挙げられます。しかし、症状が出てしまってからでは手遅れです。虫歯や歯周病というのは、治療が早ければ早いほど効果が出ますので、少しでも症状が気になったら歯科医に相談に行くのがいいでしょう」

 歯の治療は、先手を打つことが完治への近道のようだ。では、何を基準にして歯科医を選ぶのがいいのだろう。池渕氏は次の点を挙げた。

「基本的な診断と検査、処置には実は大きな差はありません。しかし、歯科医によって完治までのアプローチの仕方は違います。時間をかけて治療をするのか、集中して完治させるのか。そういった治療のアプローチが、自分に合っているかということが大切です」

 加えて、見極めるためのコツとして、歯科医とのコミュニケーションが重要だと強調する。

「治療の前にしっかりとした問診を行い、患者側の主訴を十分にくみ取ってくれる。そして丁寧に診断の内容と、治療の方針を説明してくれる歯科医を見つけてください。歯科医、患者の双方が納得したうえで治療を始めれば、トラブルもなくなるはずです」(前同)

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