新垣結衣も認めた『ぐらんぶる』犬飼貴丈“ガチオタ”仮面ライダー力 (2/4ページ)
武藤氏は、13年の櫻井翔(38)主演の『家族ゲーム』(フジテレビ系)や19年の菅田将暉(27)主演の『3年A組ー今から皆さんは、人質ですー』(日本テレビ系)などなど、一般ドラマで大活躍している脚本家。そのため、従来のライダーと比べると、どこか大人向けの雰囲気の作風になっています。たとえば、ライダーと謎の怪人を追う女性記者に対して政府関係者が“隣のホテルで朝までじっくり話そうか”とセクハラ発言をして煙に巻こうとするシーンもありました」(特撮ライター)
■犬飼の出世作『ビルド』の魅力
『ビルド』は、「10年前、火星で発見された“パンドラボックス”が巨大な壁“スカイウォール”を出現させ、日本が『東都』『北都』『西都』の三国に分断され、しかも東都以外の2国は過激派で、いつ戦争を仕掛けてもおかしくない状況」
という、歴代でも群を抜いて危機的状況な世界観の作品。
「科学の発展の果ては戦争なのか」というテーマもあり、中盤からは三国間で戦争が始まってしまい、劇中で仮面ライダーは軍事兵器として扱われたり、殉職者が出たりと、非常にハードな作風となっていた。
「犬飼は記憶喪失の物理学者・桐生戦兎(きりゅう・せんと)を演じていました。記憶がないため“正義のヒーロー”がアイデンティティとなっていて、平時は明るく振舞っているんですが、その分アイデンティティが揺らぐとかなり狼狽してしまう、繊細なキャラを見事に演じ切りました。